2020/07/27 21:57


東ティモールはインドネシアの隣、地図で見ると、国の地形がワニの形に似ていて、何となくユニークな国?といったイメージを持つ。


一度東ティモールを訪れたが、実際に住んでいる人は地域に因るかもしれないが、穏やかで、物静かな人が多いように感じた。

一番印象的なのは人々の笑った表情、気さくで親しみやすい人柄が、外国に来たという緊張感を和らげてくれる。


東ティモールという国を知ったのは、「カンタ!ティモール」という映画。

インドネシアからの独立を描いたドキュメンタリー映画で、一人のミュージシャンの歌詞にのせて、歴史を辿っていく映像と、そこに映る人々の独立に向けた執念、人と人の繋がりに心を揺さぶられる作品だ。


東ティモールのコーヒーは、そんな必死で国の「独立」という自分達の生活を自分達で作っていく厳しい、でも当たり前な選択をした人々の貴重な収入源になっている。


まだまだ収量の安定や品質、コーヒー木の老木化と新木栽培に向けて、課題は多いと言われているが、新しいコーヒー、味を知ることは、新しい人に出会ったり、新しい場所を訪れるぐらいの楽しみがある。

それぐらいに、東ティモール、日本の人々の生活にコーヒーは根づいている。


東ティモールコーヒーが私達の生活の楽しみになるように、東ティモールコーヒーの可能性を広げていきたいと思います!!